ワンオペ展示会の強い味方

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

黄砂とともに東に向かっています。そんな新幹線を待つ新大阪駅から今朝は展活タイムズをお届けします。

ある程度は待ってもらえます

中小企業の展示会での課題の1つに“期間中ずっとブースに立つ人員を確保できない”というものがあります。3日間の展示会を乗り切るのであれば1小間ブースだとしても3人はほしいところですが、2人か、最悪の場合1人ですべてをまかなわなければいけないこともあります。

展活セミナーからも数は少ないですが1人で展示会を乗り切られた方は何人かいらっしゃいます。

今日はそんなワンオペ展示会の強い味方をご紹介しましょう。

それは動画です。ブース内で動画を流すことにより接客に追われていてもある程度待っていただく効果があります。

では、展示会ブースで流す動画はどのようなものが適しているのでしょうか?

1.内容

一番大事なのは動画の内容です。出展コンセプトに合わせた問題解決を説明する動画を流すのが一番効果的です。動画の前半で「このようなお困りごとはありませんか?」と問題を提起し、メインはそのお困りごとの解決策の提案。後半でなぜそれができるのか根拠を示し、最後を締めます。

完璧な動画を撮ろうとするとプロにお願いすることになり、数十万円以上の費用がかかります。また全て自分たちで撮影し、編集し、字幕も付けて、となると膨大な時間がかかります。なので展活セミナーではパワーポイントで問題解決スライドを作り、それを動画化する方法をおすすめしています。

参考
>>サンプル動画
>>パワーポイントスライドを動画化する方法

長さ

動画の長さに関しては色んな意見を言う人がいて「長い動画は見てもらえない。CMと同じ30秒が限界」という声もありますが、私はワンオペ対策という意味ではある程度の長さがいると考えています。上で紹介した作り方をすると大体3分~5分の動画になるはずです。

モニターのサイズ

小さいモニター、例えばノートPCやタブレットで動画を流していても視認性が低くなかなか見てもらえません。きちんと伝えようと思うと1小間ブースであっても、いわゆる26型といわれるサイズ(約60cm)以上のモニターを置きたいところです。展示会用にモニターを買えればベストですが、食堂のテレビなどを展示会の期間だけ持ち出される方もいらっしゃいます。

あとプロジェクターはおすすめしません。展示会ブースは明るいのでプロジェクターで動画を投影しても映像は薄くしか映りません。

音量

周りへの配慮か、それとも照れか、ものすごく小さな音で動画を流す方がいらっしゃいますが、それでは効果は半減します。音量は気持ち大きめで流してください。そうしないと来場者の耳に届かないからです。事前に隣ブースに挨拶をしておくことでトラブルは防げます。

以前、BGMのあるなしで効果を検討したことがあるのですが、明らかにBGMありの動画の方が来場者の視線をとらえることができました。軽快で明るく爽やかなBGMがおすすめです。

ワンオペ出展は大変なので決しておすすめはしませんが、どうしようもない場合は動画が強い味方になってくれます。ぜひ取り入れてみてください。

まとめ

今朝の展活タイムズではワンオペ展示会の強い味方として動画の活用法をお伝えしてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。